純米吟醸 遠図

脈々と受け継がれてきた伝統の技を生かした酒造り

やや辛口ながらフルーティー、ほのかなやさしい香りとまろやか な口当たり。「遠図(えんと)」と は”遠い図らい”のことで、”長期的展望を持つ”の意味。井上酒造3代目の末弟であり日銀総裁や大蔵大臣を歴任した井上準之助が、命を懸けて行った金解禁の日に国の将来を思いながらしたためた言葉です。ラベルの文字は準之助の直筆から起こしています。
 

商品情報

  • ●内容量:720ml
  • ●原材料:米(国産)、米麹(国産米)
  • ●精米歩合:50%
  • ●アルコール度:15度

ご注意ください

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価格 ¥3,520(税込)

Our Stroty ものづくりの裏側をたずねて

井上家は大分県日田市鶴川内村の庄屋として栄えていたが、1804年に次男百助と三男清基が造り酒屋を開いたのが井上酒造の始まりだそう。歴史的価値の高い酒蔵の天井には、酒蔵を建設した地域の人々の名前が記されている。当時は、毎年季節になると地域で作った酒米が持ち込まれ、村の男衆総出で酒造りが行われていたという。昔から地域に愛され、地域に根付いた皆の場所だったのだ。


井上酒造は、創業以来日田盆地の寒冷な気候と英彦山麓の名水に恵まれながら、厳選した酒米を丁寧に磨き上げ、低温でじっくり醗酵させながら日本酒造りを行っている。七代目井上百合社長は、脈々と受け継いできた伝統の酒造りを守る大分県初の女性蔵元杜氏。210年以上積み重ねられた酒造りのノウハウと女性ならではの繊細な感覚で、品質の高い旨い酒を生み出している。


大正期から昭和期に亘り日本銀行総裁を2度、大蔵大臣を3度歴任し、日本経済の発展に貢献した井上準之助は井上酒造三代目の末弟だ。生家に掛かる「遠図」の書。これは大蔵大臣として命がけで金解禁に踏み切った当日、国の将来を思いながら書いたもの。2ヶ月後に準之助は暗殺されるが、この言葉はいつの時代も国・企業・人生等様々な分野に通じる名言である。


井上酒造の社屋の前に青々と広がる自社所有の田。ここでは毎年、”雄町”という品種の酒米が手塩にかけて育てられ、井上社長の生み出した「百合仕込み」という酒に生まれ変わる。苗を育てる時には自社の井戸から汲み上げた清廉な地下水を使い、この田にもその水を引き、最後に同じ水で醸していく。究極のシングルオリジンとも言える醸造スタイルが、井上酒造の酒造りに対する熱い思いを象徴しているのだ。