paisano リネン 本革ワンストラップ ショルダーバッグ(M)
リネンを柿渋染と鉄媒染の二種類の手法で染め上げた風合いのあるバッグ
大分県を代表する城下町竹田市に、ハンドメイドの革製品・染色バッグ、陶磁器、骨とう品等が並ぶるセレクトショップ『paisano』があります。ショップに隣接する工房では、オーナーで「材を縫う」職人である小河眞平さんが革製品や染色製品を製作しています。
paisano小河眞平/栃木県の国内トップランドセルメーカーでの10年間の革製品製作経験を通じて、染色・加工・組み立て・縫製等の技術を習得。大分県竹田市に移住後トスカーナ産の高級牛革を使って、機能的で美しく育てる楽しみが味わえる作品を作り続けている。
商品情報
- ●サイズ/本体…横幅約330mm×高さ約350mm×奥行約60mm・ストラップ…長さ約620mm×幅約35mm(本体からの高さ約270mm)・内ポケット…約260mm×140mm×1個
- ●材質/本体…リネン(柿渋染+鉄媒染)・ストラップ…イタリアトスカーナ産タンニンなめし牛革バケッタ製法仕上げ
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ご注意ください
- ●写真はイメージです。本商品は天然素材を使用しているため1つずつ色や仕上げが異なります。
- ●まれに色移りするケースがございますので、特に白系統のお召し物の際にはご注意ください。
- ※本商品は完全手作りのため、在庫状況によってはお届けまでに3ヵ月程度かかる場合がございますので予めご了承下さい。
価格 ¥27,500(税込)
スペイン語で「同郷人」や「田舎の」という意味を持つ言葉を店名とした『paisano(パイサーノ)』。名曲『荒城の月』の舞台である岡城の城下町竹田市にあり、セレクトショップと工房が隣接しています。
ショップには、自社で製造した革製品や染色製品の他に、オーナー兼職人の小河さんがセレクトした陶磁器や骨とう品が並びます。とても落ち着いたショップの雰囲気やセレクト商品からは小河さんのこだわりが伝わってくる感じがします。優れた職人であるだけでなく、確かな目とセンスを持った人であることが分かります。
小河さんは神奈川県鎌倉出身で、栃木県にある皇室御用達として名の通ったランドセルメーカーで10年間高級ランドセルを作り続けてきました。そして、その時の様々な経験の中で身に付けた高度な技術が商品製作に活かされているのです。
『paisano』の商品は、大きく分けて牛革製品とリネンバッグの2種類です。
牛革製品の材料は、イタリアトスカーナ産牛皮を植物性タンニンで丁寧になめした後表面を細かく毛羽立てた高級革です。この革は、手触りが良く、手入れも不要で、使っていると内側からにじみ出てくる油分によって艶が出てくると共に経年による色の変化も楽しめます。グレイの商品は最初は明るいグレイですが、使い込んでいくうちに徐々に色が濃くなり、艶消しから艶ありへの変化も相まって、深みのある上品なダークグレイへと育っていきます。
また、糸で縁を縫った商品については、糸の太さとステッチの間隔に非常に神経を使っています。小河さんは前職の経験上、ステッチの具合によって商品のイメージが大きく変わる事を理解しているため、そこにこだわっているのです。
小河さんの作る革製品はシンプルな中にも機能性を失わず、永く使用することの出来るものばかりです。以前は黒・茶・グレーの3色をラインナップしてきましたが、よりクオリティの高い商品作りのため、黒とグレイの2色展開としています。
『paisano』のリネンバッグは、柿渋染と鉄媒染という2種類の染の手法を使って手間暇をかけて仕上げることで、深みのある色と魅力的な質感を実現しています。
柿渋は、高い防水・防腐・防虫効果を持ち、古くから漁網・醸造用搾り袋・染色用型紙・団扇・和傘をはじめとする多種多様な日用品に用いられてきました。薬効が高く漢方にも用いられるこの柿渋で鮮やかなオレンジ色に染めた後に天日干し。この工程を4~5回繰り返していきます。
次に、錆びた鐵と水と酢を煮詰めた鐵媒染液に浸すと、見る見る黒く変色します。そして天日に干すと、柿渋が空気と反応して色が出てきます。同じ手順で染めても、季節や天気、湿度等によって毎回微妙に色が異なるのが醍醐味です。柿渋の主成分タンニンは年月と共に縮合重合するため、徐々に色味が増していきます。鉄媒染の色味も微妙に変化し、使い込むにつれて風合いが増していく、育てがいのあるバッグです。
『paisano』のリネンバッグの内、「本革ワンストラップショルダー」はショルダー部分と内ポケットの口部分に牛本革が使用され、革製品同様糸の太さとピッチにこだわった縫製で仕上げられています。経年につれて油分が表面に出てきて油膜を作り、艶が増してくるところも同様ですので、末永く使う楽しみを味わっていただけます。片方の肩にかけてもたすき掛けしても様になる一品です。
ショップには、自社で製造した革製品や染色製品の他に、オーナー兼職人の小河さんがセレクトした陶磁器や骨とう品が並びます。とても落ち着いたショップの雰囲気やセレクト商品からは小河さんのこだわりが伝わってくる感じがします。優れた職人であるだけでなく、確かな目とセンスを持った人であることが分かります。
小河さんは神奈川県鎌倉出身で、栃木県にある皇室御用達として名の通ったランドセルメーカーで10年間高級ランドセルを作り続けてきました。そして、その時の様々な経験の中で身に付けた高度な技術が商品製作に活かされているのです。
『paisano』の商品は、大きく分けて牛革製品とリネンバッグの2種類です。
牛革製品の材料は、イタリアトスカーナ産牛皮を植物性タンニンで丁寧になめした後表面を細かく毛羽立てた高級革です。この革は、手触りが良く、手入れも不要で、使っていると内側からにじみ出てくる油分によって艶が出てくると共に経年による色の変化も楽しめます。グレイの商品は最初は明るいグレイですが、使い込んでいくうちに徐々に色が濃くなり、艶消しから艶ありへの変化も相まって、深みのある上品なダークグレイへと育っていきます。
また、糸で縁を縫った商品については、糸の太さとステッチの間隔に非常に神経を使っています。小河さんは前職の経験上、ステッチの具合によって商品のイメージが大きく変わる事を理解しているため、そこにこだわっているのです。
小河さんの作る革製品はシンプルな中にも機能性を失わず、永く使用することの出来るものばかりです。以前は黒・茶・グレーの3色をラインナップしてきましたが、よりクオリティの高い商品作りのため、黒とグレイの2色展開としています。
『paisano』のリネンバッグは、柿渋染と鉄媒染という2種類の染の手法を使って手間暇をかけて仕上げることで、深みのある色と魅力的な質感を実現しています。
柿渋は、高い防水・防腐・防虫効果を持ち、古くから漁網・醸造用搾り袋・染色用型紙・団扇・和傘をはじめとする多種多様な日用品に用いられてきました。薬効が高く漢方にも用いられるこの柿渋で鮮やかなオレンジ色に染めた後に天日干し。この工程を4~5回繰り返していきます。
次に、錆びた鐵と水と酢を煮詰めた鐵媒染液に浸すと、見る見る黒く変色します。そして天日に干すと、柿渋が空気と反応して色が出てきます。同じ手順で染めても、季節や天気、湿度等によって毎回微妙に色が異なるのが醍醐味です。柿渋の主成分タンニンは年月と共に縮合重合するため、徐々に色味が増していきます。鉄媒染の色味も微妙に変化し、使い込むにつれて風合いが増していく、育てがいのあるバッグです。
『paisano』のリネンバッグの内、「本革ワンストラップショルダー」はショルダー部分と内ポケットの口部分に牛本革が使用され、革製品同様糸の太さとピッチにこだわった縫製で仕上げられています。経年につれて油分が表面に出てきて油膜を作り、艶が増してくるところも同様ですので、末永く使う楽しみを味わっていただけます。片方の肩にかけてもたすき掛けしても様になる一品です。