竹箸 18cm

手作業で生み出される竹箸

軽さ、しなやかさ、フィット感、どれも考え抜かれて作り出された逸品。
薄くコーティングをしており、竹の質感を保ったまま日常使いができるように作られています。
甲斐のぶお工房はハンドメイドでカラトリーを中心に製作している工房。
「流行に左右されるんじゃなく、必要とされているものを作りたいんです」というこだわりのもとにつくられたカトラリーは、シンプルながら使う人のことを考え抜いた、長く使える一品です。

※箸置きはこちらから別途ご購入ください。

商品情報

●サイズ:18cm
●原材料:竹


 
価格 ¥1,100(税込)

Our Stroty ものづくりの裏側をたずねて


湯布院と別府の二つの温泉郷の境には塚原と呼ばれる高原がある。かつては神様と人間と鬼がともに暮らしていたという伝説の地だ。青々とした塚原の森に入っていくと、木立にまぎれるように青い看板が立っている。看板に誘われて木々のトンネルをくぐると、そこが甲斐のぶお工房だ。緑の匂いをいっぱいに含んだ風の気持ち良さに思わず深呼吸すると「下の町とは空気が違いますか」と甲斐さんが笑った。この森の中の工房で、甲斐さんご夫婦と2名のスタッフは毎日丁寧に仕事をしている。


カトラリーを作る上で甲斐さんが大切にしているのはラインの美しさと使い心地だという。「竹のカトラリーは特にラインの美しさを重視しますね。竹という素材の直線の美しさと、スプーンの曲線の美しさ。それらが最も生きる形にしたい」「毎日使っても飽きない使い心地のものを。流行に左右されるんじゃなく、必要とされているものを作りたいんです」お客さんの中には、何年も使い込んだ甲斐さんのスプーンをもっと長く使えるようにと、お直しを依頼してくる方もいるそうだ。


甲斐さんの作るカトラリーは、あたたかみがあり、なおかつクールでモダンだ。「素材から形を導いていく」と語る甲斐さんの手が一片の板材からスプーンを生み出す様は、軽やかで迷いがない。「今の若い人は、結果を急ぐ人が多い気がしますね。うまくいかないとすぐ楽な道を探してしまう。でも、それじゃあ身にならないんです。失敗し続けて、初めて学べることがある。ひたむきに、ひたすらに作り続けることでしか学べない技術があるんです」と語る甲斐さん。「もっとここをこうしたい、ああしたいって、いつも思いますよ。満足したら終わりですから」そう語る甲斐さんの目には、職人としての深い色が宿る。