サンクィーンマーマレード

たっぷり入ったオレンジの果皮がとても綺麗なフレッシュマーマレード。

大分県産サンクィーン・オレンジの甘い果肉が沢山入ったジャムは、トーストに塗ったりヨーグルトにトッピングしたりといった定番スタイル以外にも、豚・鶏肉に揉み込んで焼く等料理でも大活躍です。 

 

草の実加工所/津久見にある女性加工グループ。女性加工グループの先駆け的存在だったみかん農家の勢津子さん達は、もっとみんなにサンクィーンを食べてもらえるようにと、果皮も実もたっぷり使ってマーマレードを作りました。今は娘の美千代さんが先頭に立って取り組んでいます。


商品情報

●容量:165g
●原材料名:サンクィーン、砂糖、ペクチン
●保存方法:開栓後は冷蔵庫に保管し、お早めにお召し上がりください

価格 ¥650(税込)

Our Stroty ものづくりの裏側をたずねて

「初めて見たとき、真っ赤な果皮に驚いてなぁ」と話してくれるのは、草の実加工所の竹本勢津子さん。昭和4年生まれ。100年続くみかん農園に嫁いだ竹本さんは、この土地のみかんの歴史をずっと見てきた。




竹本さんらみかん農園の有志が40年前に試験的にセミノールの栽培を始めたとき、人々はみんな、この赤い果皮とジュースのような瑞々しさに驚いたそう。それから公募によって「サンクィーン」という新しい名前をつけ、栽培の仕方も食べ方もいちから考えた。




その後、女性の加工所の先駆け的存在だった竹本さんは、もっとみんなにサンクィーンを食べてもらえるようにと、果皮も実もたっぷり使ってこのマーマレードを作ったそう。「この色と香りに飛びついたんやな」穏やかな農地が続く宮崎の地にみかん農園を開墾して通っていたそう。「この人はなんでも先駆け。早すぎて周りがついて来れんこともたくさん」と娘の美千代さんが勢津子さんの隣で笑う。




後継者不足でみかん農家が減ってきているが、今も見渡すと津久見市の山には段々畑が広がっている。竹本さんのお宅もみかんの生産はやめてしまったけれど、加工品を通じて「津久見のみかん」を伝えていくために、これからは美千代さんが先頭に立ってマーマレード作りに取り組んでいく。




竹本勢津子さんと娘の美千代さん。みかんのことになるといつも話が弾むお二人。