私が知る限りとうてん肉が大きなカレー

幾度となく日本一に輝いてきた豊後牛の歴史が始まって百年目の節目に、新しい県産和牛ブランド「おおいた和牛」が誕生した。「おおいた和牛」は、品質の高い豊後牛の中でも美味しさにこだわった農場で育てられた肉質4等級以上のものだけを選んだ逸品だ。



大分県産の牛肉の中でも「大分県内で最も長く肥育された黒毛和種の牛肉（但し雌牛の場合は未経産に限る）」を「おおいた豊後牛」と称し、「大分県内で最も長く肥育された36カ月齢未満の黒毛和種（雌牛の場合は未経産に限る）のうち、肉質等級2等級以上のもの」と定義してきた。
更に、「おおいた豊後牛」の内①肉質5等級および4等級の上位等級による品質確保（※5等級が最上位等級）②美味しさにこだわった生産農場による顔が見える牛づくり③ 美味しさにこだわった生産農場で取り組む美味しさの追求（米やビール粕などの給与）の３条件に当てはまる最高ランクの牛肉を2018年から「おおいた和牛」と呼んでいる。



大分県には緑深い山々と温暖な気候、肥えた大地と、雄大で素晴らしい大自然がある。その絶好の環境の中で、和牛農家は常に牛へのストレスを最大限抑えることに力を注いでおり、その結果牛たちは伸び伸びと育ち、美味しい「おおいた豊後牛」そして「おおいた和牛」の実現に繋がっているのだ。







大分県の畜産への取り組みの歴史は古く、1921年（大正10年）、東京で開催された畜産博覧会で種雄牛「千代山」号が一等賞に輝き「牛は豊後が日本一」という幟を掲げ銀座をパレードしたとの記録が残っている。その後何度も和牛のオリンピック「全国和牛能力共進会」で、内閣総理大臣賞（日本一）や農林水産大臣賞を受賞してきた。中でも35年前に誕生した名種雄牛「糸福」号は多くの良質な子孫を残し、大分県産牛の名を全国に轟かせた。
大分の和牛は、2017年に開催された「第11回全国和牛能力共進会」において、種牛の部で内閣総理大臣賞を受賞、全区で優等賞入賞、さらに総合で全国第３位と輝かしい成績を収めるなど、その評価は近年ますます高まっている。



「おおいた和牛」は美しい霜降りを持ち、風味も豊かでとろけるようなやわらかさと美味しさが際立つ味わいが特徴で、実際に食された方からは「他のブランド牛に比べても脂がしつこくなく美味しく食べ続ける事ができる」等のお声を頂戴することが多い。「糸福」号をはじめとする肉質の決め手となる血統の良い種雄牛が多いことも、全国的に高い評価を得てきた「おおいた和牛」の特徴だと言える。
Oita Madeの「おおいた和牛」シリーズは、大分県畜産公社がセレクトした品質の良い牛を、同公社のクリーンな施設で熟練職員が一頭ずつ丁寧に加工することで商品化されている。最高級の黒毛和牛肉の証である、きれいに霜降りの入ったピンク色の見た目の良さはもちろん、実際に味わって頂くことでそのおいしさをご理解頂けるはずだ。



「おおいた和牛」は素材のクオリティが高いので、色々な調理方法をお試し頂ける。
大分県を代表する県産品で最近は海外でも人気が出てきており、お世話になったあの方へのプレゼントとしても自信を持ってお勧めできる逸品だ。
※以下の写真はおおいた和牛の調理例ですので、本商品とは異なる部位を使った写真も含まれています。