百寿ひとひらアソートセット

ピリッとしたショウガに加え、かぼす、きなこの新フレーバーを一度に楽しめます。

ピリリとショウガの風味が効いた昔ながらの臼杵煎餅を、老舗メーカーがモダンにアップデート。伝統の製法はそのまま、大分県産有機ショウガを用いるなど素材にこだわり、かぼす、きなこなど新しいフレーバーを揃えました。

商品情報

●容量:30枚 (生姜 10枚、 かぼす×生姜 10枚、 きなこ×生姜 10枚)
●原材料:【生姜】小麦粉(九州産)、砂糖、有機生姜(大分県臼杵市産)、卵、膨張剤 
【かぼす×生姜】小麦粉(九州産)、砂糖、有機生姜(大分県臼杵市産)、卵、有機かぼす果汁(大分県産)、かぼす香料(大豆含む)、膨張剤、クチナシ色素 
【きなこ×生姜】小麦粉(九州産)、砂糖、加工黒糖(九州産)、有機生姜(大分県臼杵市産)、卵、きな粉(黒大豆[大分県産])、膨張剤

 
価格 ¥2,160(税込)

Our Stroty ものづくりの裏側をたずねて

臼杵の銘菓といえば臼杵煎餅だ。小麦粉と卵、砂糖の素朴な生地を焼き上げ、表面に臼杵特産のショウガを使ったショウガ糖をシュロの刷毛で塗った焼き菓子で、ショウガのピリッとした風味が独特。その昔、江戸時代の臼杵藩の城主、稲葉氏が参勤交代の際に携行食として作ったものが臼杵煎餅の原型と言われている。臼杵にちなんで臼の形を模したフォルムは、一枚一枚手で曲げていたそう。臼杵煎餅を製造するメーカーは臼杵市内にいくつかあるが、ここ、後藤製菓は1919年に創業した最古参の菓子店。後藤亮馬さんはその5代目にあたる。
「うちでは有機栽培のショウガと砂糖を煮詰めた蜜を、シュロの刷毛で手塗りしています。白い蜜の刷毛目は臼の木目を表しているんですよ」



地域の郷土菓子として長く愛されてきた臼杵煎餅だが、素朴さが身上のお菓子ゆえ、時代の流れとともに以前ほど食べられなくなってしまったとか。
「創業以来、後藤製菓は伝統の味を守りつつも時代に即した楽しみ方のできる臼杵煎餅を提案してきました。父の代ではサクッとした食感の『臼杵せんべいサブレ』や、柔らかく仕立てた生地に餡を挟んだ『生さんど』、臼杵煎餅をあしらったアイスクリームなどのオリジナルの商品を発売しました。6年前から私も家業に携わるようになったのですが、創業100年という節目の年を記念してリリースしたのが『IKUSU ATIO(イクス・アティオ)』という新ブランドです」



このアニバーサリーブランドから発売した「百寿ひとひら」はオリジナルの要素をなるべく継承しつつ、若い人にも手にとってもらいやすいよう臼杵煎餅をモダンにアレンジしている。食べやすい一口サイズの、大分特産の素材を合わせた新フレーバーは従来の臼杵煎餅のイメージを大きく変えた。
「フレーバーは全3種類、従来の臼杵煎餅の食感を軽く仕上げた『オリジナル』、大分県産のクロダルマきなこを使って香ばしく仕上げた『きなこ×生姜』、有機栽培のかぼすの風味が爽やかな『かぼす×生姜』。昔ながらの臼杵煎餅を知る人にはどこか懐かしく、初めて食べる人には素朴なおいしさに新鮮みを感じていただけるはず。今回は原材料も見直し、小麦粉は九州産、ショウガはオーガニックのものを100%使用しています」



ガラリと変えたのはパッケージだ。これまでは臼杵煎餅というと臼杵石仏が描かれたパッケージの印象が強かったが、地元のデザイナーにお願いしたパッケージはまるで洋菓子のようにスタイリッシュ。これまで臼杵煎餅を食べたことがなかったという若者世代、昔、食べたけれど苦手意識があったという中高年世代にも好評を博し、新たなファンを獲得している。そして2020年2月には待望の新フレーバーが仲間入り。後藤さんが以前から構想を温めていたというフレーバーが実現した。



「『チョコレート×生姜』です。これまでの臼杵煎餅ブランドではむずかしかったチョコレートも、『IKUSU ATIO』だったら実現できると思いました。素材にもこだわっていて、煎餅の生地に有機ショウガを混ぜ、フランス産のオーガニッククーベルチュールチョコレートでコーティングしています。手塗りではないですが、オリジナルを思わせる波型に仕立てました。伝統の臼杵煎餅とチョコレートが絶妙にマッチしていると思いますよ」



「この時代に手塗りを貫く臼杵煎餅は、世界に誇れる大分の特産品。これからの100年もその臼杵煎餅のファンの輪を広げていきたい」と後藤さん。地元の子どもたちにもファンになってほしいから、毎年、給食の出る臼杵の小学校に3000枚の煎餅を寄贈しているとか。

生まれ変わった「百寿ひとひら」は、独特のショウガの風味とサクッと軽い食感が病みつきになること請け合いだ。